藤編みのアームチェア
意識を回復すると藤編みのアームチェアに腰掛けていた。塩素臭が充満している。目前には摩り硝子、おそらく二人組が、変声機ごしに問い掛けてくる。恋人の有無。両親や祖父母の名前。兄の婚約者。学歴。服の寸法。免許証。好物。貴方たちはと尋ねた。知っても詰まらないとのことだ。
あとは世界飛び込むだけのショートショート 古新野 ま~ち @obakabanashi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。あとは世界飛び込むだけのショートショートの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます