二刀流か?

ハリー

第1話


*「ど~も~、ハリーアップで~す」


「いつもお世話になってま~す、ハリーアップで~す」


*「という事でね、始まりました、KAC2022!」


「何が『という事』か分かりませんが、始まりましたね、KAC2022!」


*「まあ、始まっちゃったものは仕方無いですからね、我々も参加しましょうか」


「何をそんなに上から目線か知りませんが、、 我々は参加させて頂く方ですよ!」


*「え~、参加者有っての企画じゃないんですか?」


「そりゃそうですが、、、企画があるから参加できるんですよね?」


*「企画があっても参加者がいなかったら意味がないじゃないですか!」


「ですからー、皆さんが楽しく参加できる企画を、企画さんは練りに練って用意するんじゃないですか?」


*「えー、本当かなー? 『練りに練ってる』んですかー? 練りに練って『二刀流』?」


「こらっ、だめですよ! 参加した初回から企画さんを敵に回したら! 参加する意味が無くなるじゃないですか! 企画さんから目をつけられたらどうするんですか! これでも出しておけば、もしかしたら何か賞を頂けるかもしれないんですから」


*「賞狙いね、、 企画より賞ね、、」


「それはおまけですよ! 今回はお祭りですから。 お祭りは参加しなくちゃ楽しくないでしょ!」


*「何言ってんですか! お祭りは買い食いするから楽しいんですよ!」


「それは本当のお祭りでしょ! ここはKAC2002。ネット上の投稿参加で成り立つお祭りです!」


*「お神輿担いでなんぼのもんでしょ!」


「またー、たいしてお神輿なんかかついだ事ないくせにそんな事言う」


*「すみません、ついつい、、」


「いいから、そろそろ本編に入りますよ。」


*「はい、どうぞ。二等分の話でしたっけ?」


「二刀流ですよ。どうしてこの企画で『正しく2つに分けるには?』を話さないといけないんですか?」


*「えー、大事なことですよ! 特にギャラですよ、ギャラ! あなたと私のギャラは正しく2等分されてるんですか!」


「されてますよー。というか、ギャラなんか貰ってないでしょうに!」


*「そうでした! カクヨムさん、ぜひお願いします!」


「カクヨムさんにねだったッてギャラなんかでませんよ」


*「そうなんですか~、じゃあ仕方ない」


「何が仕方ないんですか?」


*「もう、帰ります!」


「帰らないでくださいよー、始まったばかりなんだから!だいたいね、お題は2等分じゃないですよ。二刀流ですよ」


*「あーあ、そうでした、2等身の話でした」


「誰が2等身なんですか!昔の漫画じゃないんだから。今はそんなキャラ、流行りませんよ」


*「そうそうそう、、2等賞の話でした」


「違いますよ、、なんで残念ながら一等賞になれなかった話をしないといけないんですか」


*「2等賞をバカにするんですか!あんなにがんばったのに!」


「どんなに頑張ったんですか? いつでしたっけ、そんなに頑張ったのって?」


*「そうですねー、小学生の頃かなー、、、」


「いつの頃まで戻ってるんですか。戻りすぎでしょ」


*「でもね、あれは良い思い出ですよ、、」


「誰も2等賞の思い出が悪いとは言ってませんよ! 今はお題が違うでしょ、って言ってるんです!」


*「そうでした、すみません。では、そろそろ話しますか、二頭筋の話、、」


「だーかーらー、なんで筋肉の話をしないといけないんですか! あなた、筋肉なんて全然、興味無いでしょ!」


*「そんな事ないですよ!筋肉は大事ですよ!」


「知ってますよ、筋肉は大事ですよ!でも、あなたが筋トレなんかやってる所、見たこともない、、」


*「筋トレはね、人に見せるものじゃないです!」


「そうなんですか? 別に見せても構わないと思いますけど、、」


*「トレーニングを見せるんじゃないです。結果を見せるんです!」


「え、というと、いつの間にかに筋肉盛り盛りに鍛えてたんですか?」


*「見てください、この腕!」


「え?」


*「ただの腕です!」


「もう、、見れば分かりますよ、、トレーニングの欠片もないじゃないですか!」


*「分かります?」


「分かりますよ!」


*「全ての結果は筋肉が語る!」


「なにをボディビルダーみたいな事、言ってんですか。あなたの筋肉は何も語ってませんよ!」


*「あたりまえじゃないですか! 腕に口があって、しゃべったり、歌ったりしてたらびっくりしますよ! なんですか、時々はご飯でも食べさせないといけないんですか?」


「あなたが言い出したんでしょ。さもトレーニングに励んでるようなセリフ」


*「そうでした。失礼しました」


「じゃあ、そろそろいいですか、二刀流の話」


*「二刀流といえばね、私、最近、野球界の偉大なる二刀流を知ったんですよ」


「今更ですか、、今の二刀流ブームは全てはあの偉大な方の活躍のせいですよね」


*「宮本武蔵?」


「その方は元祖でしょ。それに宮本武蔵は、野球やって、打って走って投げて、なんてしてませんよ!」


*「そうでした、違いました。その方はね、新庄さんです」


「え、新庄さんですか? 新庄さんって投げる方も得意でしたっけ?」


*「そうじゃないです。今の話ですよ」


「うーん、新庄さんって二刀流やってましたっけ?」


*「やってますよ。『監督』と『ビッグボス』の二刀流!」


「それは二刀流じゃないです。呼び名の違いだけです!」


*「そうなんだ、失礼しました!」


「もういいわ! ありがとうございました!」


*「ありがとうございました!」




(お読み下さり、ありがとうございました!)



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