一万PVおめでとうございます!

作者様は伝承や文献、民話等を元に創作したと聞き、読んでみました。
もうちょっとやそっとやの映画や小説等の知識では追いつけない程、とにかく吸血鬼愛がある作品だと思います。

第一章の明るいファンタジー、学園生活、コメディ要素を織り交ぜながらもシリアスなミステリーやサスペンス要素を持ち、メリハリのついたバランスがとても良くて読みやすい展開でした。
第二章のかなめ達とエキドナのスペックに差がありながらも頭脳や持っている能力を駆使したバトルとエキドナと第一の眷属のお互いの力と力のぶつかり合いというバトルはベストバウトだと思います。

個人的には第一章のキャラクター一人一人の台詞に拘りが強く感じられ、こういう人物がいて、そういう会話をしてるように思えるぐらいでした
特に第一章でのかなめとゆーきの会話でお姉さんに関することや第二章のかなめが第一の眷属に対する台詞はかなめの少年らしさが見え、とても好きです
他にも好きな会話がありますし、良い台詞が
あり、その中で結構伏線があるのでもう一度読み返したくなります。

シルバー・ブラッドは新しい吸血鬼の伝説と人間讃歌、青春、人間と吸血鬼達との繋がりを描いたファンタジー作品であると思います。

現在第三章を執筆中でこれからの展開も楽しみにしてます。

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