なんとなく愛嬌のあるペンネームの方だと誤解したのが、はじまりでした。
主人公たちのネーミングセンスも好きでした。
毎回、料理の時間がはじまります。
……ホラーって、ちゃんと書いてあるのに、私は見落としていたのでした。ホラー、私、読まないんです。とたたとスーパーカブを駆る少女の風景に誘われてしまっただけなんです。
とある回で、「離脱するかも」と恐怖に陥りましたが、誰に強制されたわけでもなく読み進めてしまったよ。♡押すのも忘れてましたが、最後まで読んでます。
クトゥルフ神話、図書館の日差しが入らない書架で背表紙だけ見たことがあります。しらべれば、ニャル……についても、すぐわかるだろうけど、あえて何もしらべずに読みました。夢に出てきたら、こわいもん。
どんなレビューを寄せても小説へのネガキャンになりそうで怖いです。
明日はナユタや身近な誰かが「食材」になっているかもしれないと想像すると、料理シーンも食事シーンもどんな顔で読めば良いのかわかりません。
料理も毎度毎度、登場人(神?)物たちは美味しそうに食べてる(ナユタは時々怪しい…)けど我ら人間目線では美味しいんだか、美味しそうに見える代物なんだか分からないというか、文面では美味しそうに描かれていてもなんだか騙されているような気分に陥るというか。
食欲がかきたてられそうでかきたてられないグルメ小説。
じゃあなんで私は読んでいるのだろう。なんのために読んでいるんだろう。
頭ではそう思いつつも、なぜか読むのを止められない……。
クトゥルフの世界になんて、本当は惹かれないほうが良いだろうに。