材料が一つも分からないのに、何故か美味しそうです。

 異世界のグルメ小説です。

 人間界に馴染みつつあるオークが、世話になっている人々にご馳走を振舞います。メニューは焼肉とスープとパンです。美味しそう。

 でもね。

 材料が異世界のものなので、何一つ分からないのです。肉、香辛料、油は分かるのですが、それ以外分かりません。それなのに美味しそう。一体どうなっているのでしょうか?