机をトントン。変わった男の子。お礼に飴ちゃん。そんなの信じたいじゃん。

隣の席に座っている高野仁志くんは、一言で言っちゃえば変わった男子。
見た目は普通なんだけど、やり取りはジェスチャーかメモがほとんど。声でのやり取りは珍しい。
とはいえ、メモのやり取り・消しゴムのやり取り・シャーペンのやり取り・飴ちゃんのお礼……これはつまり、それだけ信頼してくれているってことだよね?

とある女の子と不思議な男の子。それぞれの想い。
これもまた、学生の恋愛っ。