第2話 お隣さん
翌日
「みずなー朝ご飯できたわよ、いらっしゃい」
「もう少し寝かせて、休みなんだしいいじゃん。」
「あ、そーいえば、昨日お隣さんが引っ越してきたみたいよ、後で一緒に挨拶へ行かない?」
「お隣さん!?行く行く!」
「じゃあ早くご飯食べなさい」
「はーい」
私は中学時代のいじめっ子は嫌いだが人と関わるのは好きなほうだからお隣さんが引っ越してきたと聞いて友達作りにはいい機会だと思った。
ピンポーン
「はーい」
「隣に住んでいる鈴木と申します、引っ越してきたと聞いて挨拶に来ました!」
「まあ!桐乃と申します、ここへきたのは初めてで、色々教えてくださると嬉しいです!」
「娘のみずなです、よろしくお願いします。」
「みずなちゃんね!今息子たちを呼んでくるから待っててもらえる?」
「わかりました!」
「息子だって!何歳なんだろ、同い年かな?」
「後で聞いてみなさい」
しばらくして
「こちら、月斗と狐太です」
「今年で16歳になります、月斗です、よろしくお願いします。」
「今年で10になる、狐太です、よろしくおねがいします。」
「月斗くん!わたしと同い年だ!」
「おっ、まじ、仲良くしてな‼︎」
「狐太も月斗もよろしくね!」
月斗は私と同じ高校だった。
それをきっかっけに私たちはよく一緒に遊ぶ仲になっていった。
私は少しずつ死にたい欲求がなくなった気がした。
あの日にもう一度 @miruku935
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。あの日にもう一度の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます