時に道に迷い、戻る…それも楽しい時間。

少し不思議な世界観。
柔らかな文体。

移ろいゆく視点に迷い、探し、辿り着けば再びゆっくりと進む。

手をとめ、お茶を淹れ、世界に戻る…そんな時間も物語の一部のようでした。

結末は、まあ賛否あるかと。
もう少し不思議な世界観のままであってほしかったと感じるところまでもが、このお話の結末…なのかもしれません。