時代は昭和。政治を裏で牛耳る策士と、親父罠師の頭脳戦。

昭和。高度経済成長期真っ只中の日本。

そんな国中を震撼させたあの事件を彷彿とさせる内容。
その裏側を見て来たかのような緊張感のある展開。

個性的な罠師の、その破天荒さに振り回されながら、知らない内に張り巡らされていた伏線に心躍ります。

書き方も昭和風。縦書きで読めば、その展開に圧倒されることでしょう。

この作品に、作者様に出会えたことに感謝します。