第7話 外惑星合同体特設航宙母艦
「あいつらやりやがった!!!」
「ハイパーボール2049」試合終了の数時間後、片耳のレシーバーで、激闘の実況を聞いていた
時差のある地球圏からのレーザー放送をこっそり聞きながら、闘いの
外惑星宙域で試験航行中の
ただし、元は外惑星圏からのエネルギー資源を運ぶのが目的で造られた
『
試験航行中のため、
しかし、
そして、条件反射で直立不動の姿勢を取ろうとしたものの、身体を固定しているハーネスが彼をシートに引き戻したので、着席のまま背筋を伸ばし、艦長に
『勝ったのかね?』
隣席に座乗するマウントブック艦長が、
『は! 閣下。
宿敵
ハイパーボールで第4
艦長が
マウントブックは、外惑星合同体の要人のなかでも特にさばけた人物だといわれていた。
『ふ、いただきだな……』
『いまなんと?』
『いや、こちらの話だ』
艦長の口元が、ほころんでいるのがバイザー越しに見えた。
そのとき
それは宙軍関係者ならばどこかで聞いたことがある、
この「ハイパーボール2049」でマウントブックはそれなりに大きな賭けをしていたのだが、その後、さらに大きな賭けをすることになることを彼はまだ知らない。
未来に行われることになるその賭けは、外惑星合同体の存続を賭けるほど大きなものとなるのだが、それはまた別の
銀河系最大のスポーツの祭典「ハイパーボール2049」開幕! SKeLeton @SKeLeton
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