主人公の心理描写、世界観。ラストまであっという間に読んでしまう、展開の作り方。とても秀逸な短編でした!ありがとうございます!
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三百六十五日、本を読んでいたいと思うほどの本好きの主人公が、目を覚ました時、巨大な図書館の中にいた。 どうしてそんな場所にいるのか、分からないながらも読書をする主人公だが・・・後半の展開に驚きつつも「あ、なるほど」と思わせてくれる良作でした。
幻想的で、どこか違和感のある巨大な図書館に迷い込んだ主人公。ここは何処なのか?何時からここにいるのか?いつまでここにいられるのか?疑問はあるものの、大好きな読書を続ける。一体、どれ位続けられるのか?ある時、読者は思う。この物語は何処に辿り着くのか?大丈夫です!意外なオチが待っていますので。あと一気読みできる滑らかな文体が羨ましいな。