途中から急速に面白くなる

序盤の主人公の性格や動機で切る人もいると思いますが、そこを乗り越え動乱が始まったあたりから面白さが急加速します。
その頃から設定の開示なども増え、本当に面白く練られてるなあと。
この手のものとして人の敵は人となりがちですが、この話は人以外の脅威もきちんと脅威として描かれているので、面白い。
また、それぞれの行動や思想に理由がきちんと設定されていて、よくある、「いやその行動は明らかにおかしいしないだろ」みたいな、一瞬で没入感から冷める部分がほぼ無い。(物語として成り立つための悪く言えばご都合主義みたいな部分も物語の設定に盛り込んであるため、そこを含めて楽しめる)
後半は主人公も人の悪意に対して吹っ切れてくれてるので今後が楽しみです。

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