今日という日だからこそ

惨状が目に浮かぶようです。道のひび割れと、所々に広がる火災が地獄絵図のように悍ましく描写され恐怖を感じる。

しかし、そんな現状でも譲り合い、コミニケーションを取る人々の暖かさが、作品からは手に取るように感じました。

責務を果たす市役所マンの父親、そして彼を心配しながらも応援する家族の風景は復興のシンボルのよう。

今日という日に相応しい、素晴らしい作品です。短編ですので少し覗いて見てください。