高い表現力が活きる硬派ファンタジー

じっくり読む程に、国の情勢やキャラクターの独立した思考等を感じさせられる。生きた物語です。
細かい部分も裏付けがなされていて、本当に硬派。
今風の流行りではない作風ですが、そこが逆に個人的には本当に大好きです。
ちょっと言い方は悪いかもしれないですが、あっさり系支那そばを食べた時の、コレコレ、こういうのが良いんだよ。みたいな感じと言いますか……。
昔からのファンタジーファンは絶対刺さると思います！