冗談で妹が欲しいと言ったら、クリスマスプレゼントが義妹になった件。 あざね
小園拓哉は、一人っ子の男子高校生。
そんな彼にある日、父親はクリスマスに何が欲しいかと訊ねた。拓哉は男手一つで育ててくれた父親に迷惑をかけないため、無理な話をしてその場を切り抜ける。
そのつもりだったのだが、なぜか父親は喜んでしまって……。
拓哉の通う学園には、高嶺の花と呼ばれる女生徒がいる。
砂城絵麻――そんな彼女に、突然声をかけられた拓哉。しかしそれは、驚愕の出来事のほんの序章にすぎなかった。
帰宅後、拓哉の父親はウキウキでクリスマスの準備を始める。
しかしどうにも、来客があるらしい。
首を傾げていると、インターホンが鳴った。
そして拓哉は、そこにいた人物を見て驚愕するのだ。
「よろしく、お願いします。――お兄ちゃん」
聖夜にできた義妹。
これはそんな、不思議な始まりをする甘々恋物語。
目次
連載中 全43話
更新
- オープニング
- 1.ほんの冗談。
- 2.まさかの接触。
- 3.クリスマスプレゼント。
- 第1章
- 1.夢じゃなかった。
- 2.意味が分かるともっと赤面する。
- 3.兄になる。
- 4.信じる。
- 5.ショッピングモールで。
- 6.騒動後。
- 7.クリスマス当日の夜に。
- 第2章
- 1.忘れもの。
- 2.生徒会室にて。
- 3.お兄ちゃんはそんなことしないもん!
- 4.帰り道で。
- 5.雪の降る昼下がり、リビングで。
- 6.新しい小園家の年末。
- 7.新しい年の始まり。
- 8.緩い正月。
- 9.一方その頃。
- 10.特別補習へ向かう道すがら。
- 第3章
- 1.無自覚。
- 2.絵麻の機微を覚った生徒会メンバー。
- 3.絵麻のモヤモヤ。
- 4.連絡先交換。
- 5.瀬奈、大暴走。
- 6.私の知らないお兄ちゃん。
- 7.直球ながらも弱気な少女。
- 8.瀬奈の進路。
- 9.絵麻の進路と、拓哉の今後について。
- 10.理由。
- 第4章
- 1.始まるかもしれない感情。
- 2.帰宅後のハプニング。
- 3.まさかの提案。
- 4.嬉しい、けど少し……。
- 5.映画館で、ムッとする絵麻。
- 6.無自覚な二人。
- 7.ゲームセンターで。
- 8.一緒に思い出を。
- 9.大人も子供。
- 10.瀬奈からの誘い。
- 第5章
- 1.瀬奈との思い出。
- 2.瀬奈の練習を眺める二人。
- 3.瀬奈の後輩。
おすすめレビュー
★315
★で称える
★ ★ ★
レビューを書く
ユーザー登録(無料)をして作者を応援しよう!
登録済の方はログインしてください。
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?