ずっしりと重い、硬派なマルチバースSFスーパーロボット物語

過去の戦争でトラウマを背負い、整備兵として軍に残っていたものの、再度の敵襲にトラウマに鞭打って再び出撃するところから始まるスーパーロボットな物語。

洒落っ気の効いた敵勢力の名前や、ライトなタイトルからに反してずっしりと重い、硬派なマルチバースSFスーパーロボットものという贅沢なお話です。

英雄たる素質があるのに英雄視されることに苦痛を感じる主人公を中心に、過去と未来、そして現在が複雑に絡み合って紡がれる物語は必見。
伏線の回収がとても丁寧で、読んでいてとても気持ちの良い作品です!

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