歯車はひとつでは回らない〜チャーミングな恋の物語

3歳の頃に時計の歯車を飲み込んだ少女。
そこに物語性を持ち込んで「運命の出会い」にしたがるのは、本人もまだ気づかない想いなのかなあ。戸塚くんと一緒にいるときの少女は明るく活発でいて、とてもチャーミングに見える。
それは彼が少女にとっての歯車だからなのだろう。
どこかしら、こそばゆい感じのするラヴ・ストーリーに心が暖かくなりました。

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