聞こえないけれど、ちゃんと伝わっているよ。

 主人公は会社勤め。いつも昼は一人でコンビニで済ませていた。
 そんな主人公を見つめる女の子は、いつもただじっと見つめるだけ。追い払っても駄目なら、ということで招いてみると、隣に座った。
 そんな女の子に母性本能をくすぐられた主人公は、菓子を女の子に買い与えたり、一緒に赤いきつねを食べたりするようになる。
 しかも、この女の子にはある秘密があった。

 果たして、女の子が抱えている秘密とは?
 言葉に表せないものでも、その温かさはちゃんと伝わる。
 そんな温もり溢れる一作です。

 是非、御一読下さい。

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