蒼井霧雨 ~私が子供達に伝えたいこと~ イジメについて
『自分より力や立場が弱い相手を、怒鳴って殴って従わせる』ことを、親や大人が率先して行っていて、それを子供がどう受け取るかを考えない人がどうしているんだろうね?
『自分より力や立場が弱い相手を、怒鳴って殴って従わせる』ことを、親や大人が率先して行っていて、それを子供がどう受け取るかを考えない人がどうしているんだろうね?
『自分より力や立場が弱い相手を、怒鳴って殴って従わせる』
ことを、親や大人が率先して行っていて、それを子供がどう受け取るかを考えない人がどうしているんだろうね?
『自分より力や立場が弱い相手を、怒鳴って殴って従わせる』ことを正しいことだと受け取るかもしれない可能性をどうして考えないんだろうね?
親や大人が『自分より力や立場が弱い相手を、怒鳴って殴って従わせる』なんてことをしてて、なんで、
『弱い者イジメは良くない!』
なんて正論が説得力を持つと考えられるんだろうね?
だって、親や大人自身が、<自分より弱い相手>を、恫喝や威力でどうにかするっていうのを実践しちゃってるじゃん。
ましてや、親や大人が、パワハラとか陰口とか他人に罵詈雑言を浴びせるとかを率先してやっちゃってるんだよ? それで子供が真似をしないとか、なんで考えられるの?
そんなことをやってる親や大人がいくら正論並べたって、
『だってお前らもやってんじゃん!!』
って思われるだけだとは考えられない?
だから私は、子供達に対して怒鳴ったり殴ったりしないんだよ。親である私自身が、
『自分より力や立場が弱い相手を、恫喝や威力で従わせる』
ってのを実践しないように。
しかもその一方で、私の担当編集とは強い言葉で喧々諤々やりあっちゃったりしてるから.偉そうにはしないんだ。そんなことしてたその舌の根も乾かないうちに、偉そうにお説教したって、説得力ないからね。
担当編集とは、さくらとは、お互いに、<対等な立場>だからそれができるっていうのもある。だけど、子供達がそんな事情を理解してくれるには時間が掛かるんだよ。
なのにそれさえ理解してもらってないうちから偉そうなことを言ったって、納得してもらえるワケないじゃん?
『正論だけじゃやってられない!』
とか言われたりするのも、正論を盾に偉そうに、
『親を敬え! 大人を敬え!』
なんて言ってるその裏で矛盾したことやってるからじゃないの? そんなことしてて説得力が出るとか、なんで思えるのか分かんない。
子供に対して、『自分より力や立場が弱い相手を恫喝や威力で従わせるのは好ましくない』っていうのを伝えたいなら、親や大人が自分より弱い相手を恫喝や威力で従わせてちゃダメでしょうが。
ここでまた、
『相手を選べばいい!』
なんて詭弁を並べるのもでてくると思うけど、その、
<恫喝や威力で従わせていい相手>
というの自体が、
『やる側の勝手な都合で決めちゃったりする』
のが現実だって、人類史を振り返ったって判明してるじゃん。
もちろんその一方で、暴れる通り魔とかを制圧するのには<威力>が必要だっていうのも事実だし、
『暴れる通り魔とかを制圧するのには<威力>が必要』
って理屈も、所詮は<詭弁の類>でしかないと思う。
どこまで行ってもその手の詭弁が必要になってくるのも分かってる。
だからこそ、私は、子供に対して、その都度その都度、丁寧に説明することを心掛けてきたんだよ。
それを『メンドクサイ』とか言って手を抜くんじゃなく、さ。
子育って、そういう<メンドクサイこと>を、子供が理解してくれるまで延々と繰り返すことなんだと私は理解してる。
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