狂気という母胎の中にこそ美は孕んでいる。歪んだ風が吹いたとき、穢れなき二人の魂は、穢れのない世界へと旅立つ。これは無垢な魂を内包する異才の作者が紡ぐ壮絶で狂おしい幻想美である。
これまで歴史小説を10年ほど書いてきましたが、ちょっとお固い内容に我ながら飽きまして、今後は心機一転、厳密な時代考証が必要とされない時代小説をカクヨム様で発表…
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