このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(98文字)
独り暮らし。深夜に眠れずお腹が空いた。子どもの頃から慣れ親しむこの味が小さな幸せ。そして、大人には大人の楽しみ方がある。飯テロ具合がいいです。深夜によんでほしいですね。
深夜に食べるカップ麺。背徳感が漂う一杯は、赤いきつね? それとも緑のたぬき?究極の選択肢が、両方の味わいを際立たせます。読むだけでお腹が空くほど、食べ物の描写がうまいです。しかも、良い食べっぷり! 羨ましいと溜息がこぼれます。思わず頬が緩んでしまう、日常の一コマに癒されてください。