このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(502文字)
物語の始まりは、小説を投稿される方なら興味を引く作りになっていて、まずそこからうまい導入だと感じます。読む人に話しかけてくるような文体で、そのおかげで気さくな知り合いの話を聞くような感じに思えてページをめくってしまいます。皆さんがコメント欄にてこのネタで盛り上がるのも納得の切り口です。
この作品は、おそらく、多分、きっと、フィクションです。ネット小説に作品を投稿している人のエッセイとして始まる物語。軽くて明るい感じの文体で、ちょっとした会話の途中で聞かされるような、何でもない感じで始まります。ただ、話の内容はちょっとずつ、しかし確かに怖くなっていきます。読み終える頃にはアナタもゾオオッとするでしょう。web作家さんに、是非とも読んでほしい一作です。
エッセイ風です。作品を投稿したらコメントがきた。「○○をテーマに○○○○○のような話を書いてみてはどうでしょうか」そこまではよかったが……。リアルにありそうで怖いですー。