作者の熱量が半端ではなく、全体を確固たる信念が貫いている作品。飲み込まれるほどの世界設定を浴びているとクセになる。そんな作品です。
主にファンタジーを書きます。時々SFも。 「読みやすさ」「リアリティ」「格調」を大切にしています。
マニアックなので読者を選びそうです。
とにかく、敵対する極採色の混沌がヤバい。私はダークSF的な敵が大好物なのですが、容赦なく浸食してくる得体の知れない不気味な敵と言うのが立ち向かう主人公というのがツボでした。作者の情熱を注ぎ込んだ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(343文字)
作者さんの膨大な量の知識、好み、フェチ、性癖に圧倒される一作! 小説という鍋の中で山海の珍味盛り合わせみたいな豪華なネタが、これでもかという熱量で煮えたぎっている作品です。 現実の歴史ネタ、軍…続きを読む
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