第12 あとがき
数週間前に夢を見ました。その夢の中に、一人の男の子が居て、大きな口で笑っているのですが、大きな目からポロポロと涙が溢れていました。その静止している画像を見ているうちに、段々に寝苦しくなって目を覚ますと泣いているのは自分自身でした。
それから数日しても、その男の子の事が忘れられずに、とうとう其の男の子を主人公にして物語を書きたくなりました。
物語の構想は、捨て子という乳幼児には生死に関わる、望まれずに産まれた子が世界で一番大切なもの、愛という心に包まれて成長して行く、そして母の元に帰って来た時、人々が安心して暮らせるようにする側の人間に、成長させていたかったのです。
気に入ってもらえたでしょうか?
最後まで読んでくださり、感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
シャーシャンのお話し 織風 羊 @orikaze
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