第5話 未来
春、桜舞う4月のある日、街の居酒屋に俺は居た。
ふと、ある男性に声かけられた。
その男性は、俺の社会人チーム時代に、チームのファンとして良く見かけた男性だった。
久しぶりですね!と言われ驚いてしまったけど、酒が入り、何の話をしたかすら覚えてなかった。
そして、その男性に再び再会した際に、彼から驚きの提案がされた。
「真さん、俺と結婚してください」と
俺は、今年40歳。
彼は、28歳。
戸惑っていると、彼は続けてこう言った、
「子供が出来なくても構わないですただ、貴方のふさわしい彼氏でありたいんです」と言われ、涙が出た。
そして、俺も彼と居たいと伝えた。
この先いろいろあるだろうけど、2人で暮らして幸せになるよと洋一の墓前に誓った。
すると、どこからか洋一の「真、良かったなぁ~」という声が聞こえた気がした。
完
言えないバッテリー プロ野球編 フレイヤー @KA54
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