神々が一柱に至る少女の物語

短編を読んでからの方が、より世界観をわかりやすいですが、こちらからでも十分に理解できる工夫がなされております。

物価などから舞台はおそらく、第二次世界大戦後の日本だと思われます。
現時点でのこの物語は旧暦の神有月において出雲大社に集う、神議りで世間を知らぬ少女が神としての名を頂く旅路を描いた物語です。
当時の時代考証もしっかりされており、腹に一物抱えていそうな登場キャラとどう展開されて神として役割を行っていくのか、非常にこれからも気になる良い作品でした。

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