静かに、決して派手なことなく、丁寧に描写されていく風景。でもその中には一人暮らしになっていく過程がしっかり詰められている。新しい生活。今までの生活。胸に残る感情のある掌編だ。
まったり。 食べ物、恋、詩、風景、ファンタジー、現代もの、徒然に。 短編、長編、色々書きます。 エッセイと食べ物の話がとても好きで、エッセイにはたびたびお邪魔…
淡々と進んでいくんですが、それでいて何かふわりとした空気感に包まれているような感じ。寡黙な父とレースのカーテンが何故か胸がキュっとしました。続きが楽しみです。
主人公は、家を出ることになった。父が荷物の運搬を申し出てくれ、共に短いドライブをする。言葉少なな中に、主人公と父親の関係が透けるようだ。寡黙そうなお父さんと、少し気のない娘。新しい生活の…続きを読む
私も経験ある、一人暮らしのお話。なんだか懐かしい気持ち。そうそう! となるお話で、とても共感できました。これから始まる新生活。どうなるのでしょうか?
読み終えて、一人暮らしを始めたての頃を思い出しました。お話は淡々と進んでいくのですが、それがすごく自然で、いい意味で読みやすく、気づけば読了していました。胸がキュッとなるような、少し寂しさを感じ…続きを読む
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