めくるめく、どろどろサスペンス! はまってしまうともう最後

戦後の退廃的な雰囲気が漂う世界で、次から次へと事件が起こります。
しかも一話一話ごとに急展開となり、次回で回収してはまた事件が起こり、次回で回収する。これが「です、ます調」の妖しい文体で、毎話ごとに繰り返されるので、いつの間にやらどっぷりと奇妙な世界に入り込みます。
登場人物が多い群像劇ですが、気にせず読んで、この妖しい世界に入り込みましょう。

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