時を超え国も越え、今日も月は輝く

国を追われ、命からがら得た仮初めの安住。帰還と凱旋こそが我が使命だと命を燃やすが、運命はそれを許すことはなかった。消えた故郷に悲しむも、それでも失意に溺れず新たな道を進まんとする決意こそが、未来を切り開くための要件なのだろう。

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故国の月

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