第5話剥ぎ取りとエンディングしてみよう

GM : では戦利品判定~。

ダリア : 誰が振ります?

GM : 3体いたので、ボルグを運命変転の残っているダリア先生が振るとよいのでは?

ダリア : それでよければ、それでいきますけども。

ゴーシュ : なるほど。良いと思いますよ。

GM : ではまず、ダリア先生の剥ぎ取り判定から。

ダリア : では、よろしければ。(コロコロ)4。

GM : 運命変転しますか?

ダリア : ……変転して、4の6で10でお願いします。

GM : すばらしい! 意匠を凝らした武器150Gです!

ダリア : おおお! かなりの収入に!

マール : この世界ならでかいですねえ。

ゴーシュ : おー。

GM : それでは、マール、ゴーシュ、ウルフ2体をそれぞれバラしちゃってください。

ダリア : ゴーシュさんはともかく、マールさんには重労働な(笑)

ゴーシュ : じゃあナタでザクザクと

GM : 2D6してみてください。

ゴーシュ : (コロコロ)10。お。

ダリア : 素晴らしい目が。

GM : すばらしい!上質な狼の皮50Gです。

マール : 今日は目が粗ぶりすぎていました。

GM : マールも剥ぎ取りしてみましょう。

マール : (コロコロ)5。うーん。やはり非力だった様子。

ダリア : 不慣れさを再現するダイス。(笑)

GM : 狼の皮20Gです。

マール : 「売って金にするし」(ザクザク)

ゴーシュ : 「あー、そこ裂いちゃうと売値が……」

GM : 合計で220Gの売上。

ダリア : お使いクエストにしてはホクホクですね。

ゴーシュ : ですね。

マール : お使いクエストにしてはボロボロでした。


マール : さて、コボルドをどうしましょう?

ダリア : 「アシュレイちゃん、大丈夫!?」と安否をまず確認しにいきます。

マール : では少し引いてダリアの様子を見ます。

GM/アシュレイ : 「ボクは大丈夫。でも、わんちゃんが……!」

GM : よく見れば、コボルドの喉元には深い狼の噛み傷がありますね。

ダリア : 駆け寄って、傷がないことを確認したら、ぎゅっと抱きしめます。「良かった、本当に、無事で……」とひとしきり撫でたりした後、コボルトの方を見ます。

ダリア : 「あなたも、アシュレイちゃんを守ってくれてありがとうございました。……って、その傷は!?」

GM/コボルド : 「お嬢さん、大丈夫でやんすか……」コボルドは地に伏せて、今にも息絶えそうです。

ダリア : 傷を見た瞬間に、【キュア・ウーンズ】をかけてしまいます。

マール : 「しゃべるなし。センセ、呪文を」

GM : かかりました。

ダリア : 傷が塞がるまで何度もかけます。

ゴーシュ : 「なかなか根性のある犬だなあ」

ダリア : あ、回復量を振ったほうがいいですか?

GM : いえ、ここでピンゾロとかすると台無しなので(笑)

GM/コボルド : 「あれ? あっし、生きてるでやんす……」

ダリア : 「はぁ……良かった。アシュレイちゃんの恩人……恩犬? を死なせるわけにはいかないですもの」

GM : 起き上がったコボルドを見て、アシュレイが泣き声を上げます。「う……うわーーーーん!!」

ダリア : 「よしよし、もう大丈夫、大丈夫ですからね?」とアシュレイちゃんの頭を撫でてなだめます。

マール : では空気を読んで下がっています。

GM : ではここでですね、伝書鳩に導かれたマリーが重たいお腹を抱えて、えっちらほっちら、やってきます。

ダリア : まさかのマリーさん登場。

マール : あらら・でも、ある意味納得。

ダリア : 「えっ、マリーさん、その身体で何してるんですか!?」

GM/ マリー : 「……鳩だけ戻ってきて……。アシュレイがどうしても心配で」

ゴーシュ : え、マリーって妊娠してるんです??

GM : 実は8ヶ月。

ダリア : 「わかりますけど、だから私達が……ああもう、二人とも手のかかる!」とか言いながら、アシュレイちゃんと一緒にマリーさんの元に向かいます。

ゴーシュ : 衝撃の新事実。

ダリア : 実はこないだダリアの設定を固めてる時に聞かされて、驚きました(笑)

GM : 掲示板の方に書いたんですけど、すごい勢いでログが流れちゃって……。

ゴーシュ : いやいいんですけど(笑)

マール : あの、相手は?

GM : 相手はアシュレイと同じハイマン。冒険者。去年死んでる。

マール : なるほど、なら時期も納得ですね

ゴーシュ : 案外最近だった(笑)


マール : まあ、それはさておきその後かな。コボルドは果たしてどうなったか。

GM : はい。では、その後の話。全ての経緯を聞いたマリーは、最終的にコボルドをハチミツ亭で雇うことにします。

マール : ほっ。

ダリア : よかったよかった。

GM : なにより、コボルドの作るご飯はおいしい。

ダリア : きっと、マールさんが知ってた事例も後押ししてくれたのでしょう。それに、美味しいというのは重要ですね。

GM : ソースをふんだんに使った、フランス料理系らしいですよ。

ダリア : ……なぜそんな、おハイソな……そして、カロリーの高そうな……(笑)

マール : ラクシアの食文化が気になる(笑)

GM : 自分より美味しい料理を作らないと、自分が料理にされてしまうから大変です。

ダリア : 凄まじく必死な理由だった!?


ダリア : 名前はなんなのでしょう。コボちゃん?(笑)

GM : ではコボちゃんにしましょう。

ダリア : まさかの採用!?

マール : (爆笑)

GM/コボ : 「あっしはコボでやんす。これからよろしくお願いしやす。冒険者様」

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ソード・ワールド2.5リプレイ「狼なんかこわくない」 ましろ @mashiro1920

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