いろいろ稀有な題材を扱った貴重で興味深い作品

まだ、コソボ紛争編までしか拝読していませんが、非常に豊かな知識を持って書かれてると思いました。
個人的には、ユーゴスラビア、セルビア、アルバニアなど歴史的関係もややっこしくて把握が難しいイメージで、単純には描けない題材だなという思い込みがありました。
ですので、そこを舞台に描けるのがすごいと思います。
途中、挟まれる注釈などからでもそう感じました。

以前、ドキュメンタリー番組で民族浄化犠牲者の現場検証を観たことがありますけど、けっこう強烈で日本人が思う以上に積み重ねた何かがあるのだなあと感じた覚
えがあります。

読みかけなのであれなんですけど、大河ドラマになるような感じがします。

一部、気になるのはロシア軍の部隊(特殊部隊?)が登場するのですが、おそらく平和維持部隊所属だと思われますが、説明ないので、いろいろと勘違いしてしまうのではないかと感じました。

とはいえ、とても興味深い作品でした。

読み進めたらレビューも加筆修正していこうと思います。