読んでいて非常に気持ちが良かったです。主観的でありながら不気味な一定の距離感がある文体に惹かれ、笑いたくなるほど見事に展開に翻弄されました。
【書くものの傾向】ブロマンス・家族・バイオレンス・ヒューマンドラマ・裏社会・ヤンデレ・コメディ・BL・HLなど 【好物】ブロマンス・切ない系・シュール・ハイ…
ある小雨の夜、タクシードライバーが1人の女性客を乗せました。多弁なドライバーは、女性客との「怪談好き」という共通点を発見。怪談を語り始めますが……。怪談師さんの話を直接聞いているかのような、…続きを読む
いやあ、これはもう完全にお見事!語り手の「タクシー運転手」の解像度が非常に高く、脳内で稲川淳二が朗読しながらぐいぐいと引き込まれていく。そしてバッサリと切りつけられるようなラストの一文…。オー…続きを読む
語り手のセリフのみで語られる書き方に、冒頭から魅せられました。その穏やかな語りに思わず、読者も静かに耳を傾けてしまいます。聞き手の女性との関係性や状況などは、会話の中にある情報をもとに把握しなければ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(129文字)
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