人間がアリみたいに暮らすなんてありですか⁈

人間がアリのように暮らし、巨大なアリが地上を跋扈する……なんて荒唐無稽な舞台設定にも関わらず、なんなんでしょう。この既視感は。地下鉄の息苦しさ。ギスギスした会話。どこかで見たような景色がリアリティを生んでいます。

ブラックユーモアや現代への風刺もまた、SFの醍醐味です。ある種の『SFならではの毒』を楽しみたい人へ、オススメします。