×××サイコー⁈  ディストピア好きにはキマる短編‼︎

 ×のところにはクスリと入れようとしてひよりました。すみません。

 アブない話かって? 失礼な。SFと現実の区別くらいつけてください。まあクスリの話なんですけど。

 政府が、国内で生産された食糧品と飲料、および輸入飲食物のすべてに独自開発したクスリを混入させている時代……というのは主人公視点での話で、実際のところどうなのかは読者にはわかりません。主人公の友人らしき女性は政府が作ったものにどっぷりなようですが、この人がキマっちゃってるのかどうかも、我々にはよくわかりません。だってあくまで主人公目線だから。自分がまともな人間だと『勘違いしているかも知れない』女の視点で、未来かもしれない世界の日常を覗き見するのが本作です。

 どうです? キマる準備はできましたか?

※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。クスリは用法・用量を守って正しく使いましょう!