冒頭を読んだとたん、「芥川龍之介の匂いがする」と思った。善悪が入れ替わり、幸不幸も入り乱れ、それぞれのルールが一人の少女を壊していく。世界観も結末も違うのに、私の脳裏には芥川の「地獄変」が浮かんだ。
※改名しました。 おこしやす! メンヘラの日々や想いを綴ったり、毒親と戦う話を書いたり、ゲームの中の事件を書いたりしてるもんでやんす。 更新が非常にのんびり…
生まれながらに心臓が弱く、また顔に痣があるために虐げられて育った少女の、その半生の物語。 あまりにも不憫な展開が、真っ直ぐこちらの心をへし折りにくるハイファンタジーです。 単純に不遇というよ…続きを読む
格差や環境などの違いで、似た者同士が全く違う立場になるというのは、いろいろと考えるきっかけになるので好きです。また、後日譚への妄想を掻き立てるようなラストも素敵でした。
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