第44話 思いや考えを知ろう(シチュエーション演習)

 それでは今回習った「思いや考えの動作」を使って、さまざまな表現にトライしてみましょう。

 なにを知り、何を思い、何を感じたのか。

 一人称視点の小説は主人公の心の中で話が進んでいきます。

 心の中をどのように表現するのか。

 すべて「わかった」「思った」「考えた」で済ませたら、語彙が貧困でまず小説賞の一次選考すら通過が怪しくなります。




【シチュエーション1】

 小学生がクラスメートとなぞなぞを出し合っている




【シチュエーション2】

 クイズ番組の天才回答者




【シチュエーション3】

 ブッダの悟りを追体験しようとする僧侶




 今回は特殊なシチュエーションを多めにしました。

 このくらい設定が込んでいると、さまざまな語彙を駆使しようします。

 とくにシチュエーション2は、時間経過をゆっくりにして一語ずつ推理を立てていくようにすると、面白い時間表現がうまくできるようになりますよ。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「小説の書き方」コラムのドリル カイ.智水 @sstmix

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ