松本清張さんと深大寺そば 🌠

作者 上月くるを

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★★★ Excellent!!!

清張さんとのエピソードを拝見しながら
高校時代に映画鑑賞会で観た【砂の器】のワンシーンを思い出していました。
風が吹き荒び、波飛沫のあがる海辺を親子が歩いて行く。
主人公が過去を消し去るために犯した殺人事件は
胸に迫るものがありました。
清張さんのお人柄をじかに感じられるお話しで
面白かったです。

★★★ Excellent!!!

松本清張といえば、「点と線」、「砂の器」等で知られている推理作家です。
……と言いつつ、その「推理」作家の枠にとどまらず、歴史、人間ドラマ、ノンフィクション等々、その才知の赴くままに、まさに「巨匠」と呼ばれるに相応しい偉業を遺した作家です。

――その「巨匠」が、武蔵野に、好味・深大寺そばに、一体如何なる関わりが?

その問いに対する答えは、この作品を読んでくださいとしか言えません^^;
不勉強を晒すようで恐縮ですが、私はこの作品を読むまで、そこまで松本清張という作家について触れておりませんでした。
ですが、だからこそ、知らない私でも、いわゆる松本清張ワールドに抵抗なく触れることができるこの作品は素晴らしいと思います。

是非、ご一読ください。

ではではノシ

★★★ Excellent!!!

一言で申しまして、これ、今以上に学歴に価値が置かれていた時代ならではの物語ですね。

明石原人発見者の直良信夫氏が最後に引合いに出されているのも納得。
植物学者の牧野富太郎氏も、そういう方でした。

文壇ではまさに、松本清張氏。実質50代からの作家スタートでしたが、点と線のような名作を残されましたね。
~中1で点と線を読んで、その後、西村京太郎氏の作品を読みましたが、ついぞ、西村氏の作品がすごいとも何とも思えないまま至っているほどです。