古いゲームセンターの、筐体を挟んで交わる夏休み

年齢も性別も歩んでいる人生もまったく別の二人の夏休みが、
古いゲームセンターの筐体を挟んで交わる。
かつて、ゲームセンターはそういう空間でもあった。

ゲームとその体験が既に『古い』ものであることも含めて、
凄く『今』を感じさせてくれる作品である。
そして彼は、今日も師匠を待ち続ける。

それが対人ゲームが持つ、距離感だ。