おひねり投げました

女郎蜘蛛というとすぐ谷崎潤一郎の名作「刺青」が思い浮かびますが
こちらはまるでその後日譚のように、さる商売上手な花魁の秘密を暴いていきます

落語家の巧みな語り口が実に魅了的
物語背景の遊郭の細かなしきたりから入っていく様式美を感じる導入部、そこでもうぐっと掴まれました