豆ははこさんの「君は、ともだち。」は、ジャングルジムでの出会いから始まる深い友情の物語や。

子ども時代の純粋な絆から、成長することで見えてくる友情の複雑さまでを、豆ははこさんは繊細に描き出してはる。各エピソードは、主人公たちの小さな変化を通じて、友情の本質を探求する旅や。この作品は、読む人の心に温かな光を灯し、かけがえのない友情の価値を再確認させてくれる。ライバルから友達へ、そして「友達？」と思う瞬間も経て、最終的には変わらぬ絆の大切さを感じさせる。豆ははこさんの細やかな心情描写とキャラクターたちの成長が、読む人の心をじんわりと温める。

友情の美しさとその複雑さを感じさせる、心温まる物語をぜひ楽しんでみて。

ユキナ💞

男の子は"落とし所"を見つけることを考えるあまり……という選択をしてしまう。
覚えがあります。

懐かしいこの感覚……
子供の頃、性差なんて知らず、朝から晩まで遊び回った遊び友達たちを思い出す
男の子に体力で勝てなくなって、お味噌のポジションに落とされたのはいつだったか……
悔しさと甘い痛み、そして新しい扉が開くその時

読後感とても爽やかです

その出会いは、幼稚園の、
「ジャングルジム登り競争だ！」から。
（台詞のニュアンスは変えております。）

男女おりまぜた、幼馴染の友情。
中学生になり、その視線は……。
青春グラフィティが、色鮮やかに、切ない甘酸っぱさを持って、描かれています。

最初から最後まで、きゅん、としますし、読後感も余韻があります。
3,878文字です、軽やかに読み進められますので、一気読みがオススメですよ！

幼馴染から続く男女三人の仲。同じ中学に進学し、高校進学に揺れ動く心の機微。思春期の頃の複雑な気持ちを純粋な友達として描いた青春ドラマが綺麗な筆致で綴られています。男女の友情は成立するのか？　その行方を追いかけたくなる、素敵な友達思いの物語です。