全体的に筋肉とマッチョという文字の比率が高い

令嬢モノとして受け身という作品は多いですが、自らアグレッシブに行動する令嬢様は読んでいてつい応援したくなる魅力を秘めていました！

導入時点でゴリマッチョ以外の説明全てに知らんけど、が付与されているあたりにゴリマッチョ以外への関心のなさが読み取れて心を自然と豊かにしてくれました！
主人公令嬢の転生先の価値観の違いに苦しむ・・・様子はあまり見られませんが、基本属性にチョロいというステータスが深々と刻み込まれていることが読み取れるほどの素直な思考というのが、物語を読み手に響きやすく咀嚼しているとさえ感じます！

そんな導入を経て、先の物語へ進むとこの作品の裏側がひょこりと顔を出してきます。
あらすじには頭を空っぽにして、とありましたが、この設定は完全に読み手の死角からとても絶妙なアプローチと感じました！
まだ中盤にも差し掛かっていない状態ですが、とても掴みが素敵な令嬢様の物語。みなさんもご覧になってみてはいかがでしょうか？