異世界で『推し』とふたりきりで生きるとしたら――
- ★★★ Excellent!!!
Xの企画で参りました。
最初から第二章末第97話まで読みました。
異世界に迷い込んでから右も左もわからない。慰みに描いた『推し』が実体化して何とか生きる希望を見出す。ところが敵味方不明の2勢力に狙われて隠れる日々。そんな中『推し』が行方不明となってしまう。
頼りになる仲間を増やしハーレムを作って『推し』を探すために、攻撃をしてくる勢力を調べていく。するとこの世界で出会った純粋な異世界人の故郷に辿り着いて……。
あらすじにすると単調ですが、何より『推し』へのエネルギーが溢れる作品ですね! 描いて実体化するためのエネルギーはそこから来ているんじゃないかと思うくらいでした(でも食べ物や家、宇宙船も出してましたね(笑)。
作中で主人公が葛藤するシーン。大好きなラノベの登場人物(推し含む)たちをどう接して良いのかとか、例えるならアイドルが目の前に来てしまったかのように慌てたり悩んだりと忙しない日々が魅力的なお話でした。
第3章から伏せられていた謎が見えてきて盛り上がって来ますね。これから読む方は、ぜひ第2章まで読んでください。読み進めるとだんだんと先が気になる展開が増えてきます!