第10話
ご飯を食べ終えて、ランチについてくるコーヒーを二人で飲んでいた。
課題の話、今回のテストの話、クラスの話、勇気の友だちの話、勇気の友達の恋愛の話‥
どんどん話題が、恋愛によっていく。
少し私は焦っていた。
もし、彼氏とかいるの?って聞かれたら私、どう答えれば良い?三年間付き合ってる彼氏いるよ〜なんて言ったら、勇気との友情壊れちゃうかな?彼氏に遠慮して、もう口聞いてくれないかも。
じゃあ
いないって、言ったら?
勇気とはこのままで、いれる?
『あ、そういえばお互いのそういう話とか意外としてなくね?』
「あー‥たしかにね!」
どうすればいいんだろう。喉が渇く。考えすぎて甘いものが欲しい。
『俺さ、
「あ!私甘いもの食べたいかも!!
お金返すからショートケーキ頼んでいいかな!?」
はー?急にどうしたの?いいけどさ〜』
ふう、これで恋愛の話から逸らそう。
「ゆうきさ〜、今日もずっと寝てたね〜
睡眠不足?笑」
『はー?話題ずらすなし』
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