概要
『世話焼きな元隊員』と『天真爛漫な魔法使い』の日常
パイロットになる夢を断たれた杏士は、ミュージアムの職員として出向中。杏士の業務は、館長を起こすことから始まる。五階建てのミュージアム。その六階に館長が住んでいる。……そう、六階に。館長は、なんとも手のかかる『魔法使い』で、片づけはしないし、駄々は捏ねるし、すぐに泣くし、食べ物には目がない。けれど、核心を突いてくる。誰よりも人間らしくて憎めない館長に、今では杏士も世話を焼いていて……。
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