概要
「踊ろう、ミーナ」
一八八〇年代、イギリスハイランド地方スカイ島。小さな田舎村に住むミーナは妖精と人間の混血児。ライトエルフが友達で、妖精のダンスに加わり、踊り明かすこともしばしば。
そんなミーナは幼い時に両親が行方不明になり、森の近くに住む人間の家族に助けられて暮らしてきた。父親リュユヒエンはエルフと見紛う完璧な容姿、母親シエラは神様もお手上げの不器用っぷり。そして一人息子のクルトはミーナの唯一の人間の友人。
ミーナはエルフの友人たちと遊ぶ傍ら、クルトを誰よりも大切に思っていた。
けれど人間と妖精との間にある溝は深く、ミーナは自分が半分妖精だと打ち明けられずにいた――。
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