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  • へびへの応援コメント

    白蛇の鱗が穴の底で星みたいにきらめいている様が浮かびました。
    で、ヘビですから消化できない骨が辺りに吐き出されてそのままのこってる、と。
    神様の使いである白蛇がそうするのは天罰のため。
    それを受けた屍は見るのも恐ろしい、という。
    ホラーというより昔話の教訓を含んだアレの類いですね。

    作者からの返信

    @fts01様、いつもありがとうございます!

    こっちもやはり、作者を上回ってくる感じが
    さすがの@fts01様クオリティ。
    白蛇の鱗が光るというのは唸らされましたね。
    そして天罰として飲み込まれたとされる屍。
    ストーリー性もあるし、教訓を含むというのもいいですよね。

    これも、こっちが正解ですね(笑


    …僕が考えたのはですね(こしょこしょ声
    蛇穴のような小さい穴の向こうに爛々と光る何かの目があって。
    ずるりと穴から這い出てくるのは見るも恐ろしい屍。
    化け物か、ものの怪なのか…

    みたいな感じの絵面でした(笑


  • 編集済

    にんげんへの応援コメント

    なにか骨混ぜた陶芸釜が浮かびました。
    この場合は陶器というより磁器ですね。
    それが屋外で積み重なってたり、打ち壊された物の山があったり…
    血のように薄ら紅い朝焼けと骨の白さの磁器と。

    ボーンチャイナは確か牛の骨ですが、他にも色々混ぜて実験してますよね。
    まして中華系は人骨も漢方薬ですし。

    追記
    そーですかー;;
    私が想像したのと因果が逆でしたねぇ。目的のために殺す、が浮かびました。
    白い磁器を求めて色んな生き物(当然ヒトも)を窯で焼いているイメージが
    先行しました。骨を得るために遺体を焼く、と言う。
    磁器の釜は夜通し数日焚きっぱなしですからね。
    その炎の赤さと、立ち上る煙。吹く風。朝焼けに照らされて積み上げられた
    磁器が骨の骸を想像させるという、一種憑かれた情念をもった男があるいは自身の伴侶まで白い骨のために殺める、とか。
    そんなのを想像してしまいました。
    タイトルの「にんげん」というのに職人の業と
    犠牲になった方の両方を掛けているのかと。
    職人としてはともかく、「にんげん」としては死んでいるわけで。
    だから「骸が上に立つ骸」と言う解釈でした。

    作者からの返信

    @fts01様、いつもありがとうございます!

    そして、すげぇ怖い想像をはたらかせていますよ、@fts01様!
    骨を混ぜる陶芸って…こわい!
    僕より怖い物語を紡がれてしまうと
    なんて返して良いか分からなくなります(冷汗

    もうこれが答えでいい気がする(笑
    この俳句で描かれる世界観は、こっちの@fts01様のやつで正解。

    ということで(爆笑


    …僕が考えたのはですね(小声
    人殺しが死体を必死になって山に埋めようとしている所です。
    掘るのに時間がかかって朝焼けが輝き始めるころに
    死んだはずのそいつが、死体の上に佇んで
    こっちを見つめているという絵面です。
    掘りすすんだ穴や土砂の山から匂う粘土の香りと
    木々を通り抜ける風の中で、自分の罪・因果と向き合うような
    そんな状況でございました。


    …なるほどぉ、骨を陶芸にかぁ。

    編集済
  • ばらへの応援コメント

    コメント、失礼します。
    様々な種類の赤い花が同じ場所に咲き乱れているのは少し異様で、自分がその場にいたら圧倒されるだろうなと思います。

    「焔」は赤い花々の情景の例えでもあり、自分の怨みや怒りといった感情の例えでもあるように思いました。
    「笑い止まらぬ」が狂気じみていて、細部まで何か迫力がある歌だと思いました!

    小丘真知さんの世界観が素敵です!

    作者からの返信

    葛様、コメントありがとうございます!

    いやぁ、堪能していただけたようでとても嬉しいですし
    読み込みといいますか、その読解力に感服しました。
    僕が思い描いた絵を、そのまま読み取っていただけたような
    ある種の爽快感がありました。
    本当にありがとうございます。

    この歌を作りながら思い描いた絵ですが。

    一つは葛様が書いてくださっている通り、赤い花ばっかり
    炎のように咲き乱れる中でこらえきれない笑みを浮かべる狂人です。

    その下に、死体でも埋まっているのかもしれませんね。

    これは葛様のコメントで、なるほどと気付かされたところですが。
    赤い花々に恨みや怒りといった感情が例えられているというのは
    その通りのような気がします。
    それを昇華するように赤々と咲く花を見て、笑いが止まらない、止められないんでしょうね。

    そしてもう一つは、例えが逆といいますか。

    焔を、赤い花々に例えた場合、です。

    あっちの家で燃え盛る焔はまるで薔薇の花だなぁ。
    こっちで巻き起こる焔は椿のような真紅だ。
    おうおう、あそこのアパートの焔は彼岸花のように鮮やかじゃないか。

    というふうに。

    何もかもを燃やしてしまおうと思った狂人の歌、にもなっています。

    こちらの視点でもお楽しみいただければ幸いです。

    世界観を素敵と言ってくださって、本当に嬉しいです。
    励みになります。
    ありがとうございます!

  • われわれへの応援コメント

    コメント、失礼します。
    ゾクゾクしました! 自分が三人いて、しかも自分は本物なのか偽物なのか、自分でも分かっていないことが更に怖いです。
    三人の自分は頭の中ではパニックなのかもしれませんが、表情は三人とも呆然としているか無表情なのかな、と想像しました。

    作者からの返信

    葛様、コメントありがとうございます!


    この歌の着想は漫画です。
    NHKの漫勉という番組の中で
    諸星大二郎先生が描いていたものが素になっています。
    その漫画の中の三人(四〜五人?)はそれぞれがそれぞれなりに
    自立して、というかやりたいようにやっているんですが
    こちらの歌では、葛様がおっしゃったように
    何が何だかわからなくなっています。
    呆然としている我もいれば、無表情の我もいる。
    その二人を見つめている我が、果たして本物かどうかもわからない。
    主体がどっかいってしまった不安定感を表現してみたかったのですが…
    ゾクゾクしていただけて本当に良かったです。
    ありがとうございます。

  • にわへの応援コメント

    コメント、失礼します。
    「あれ」がひたすら気になります!
     裏庭に何かを埋めると聞くだけで不穏な感じがしました。(何かの動物の遺骸とかでしょうか...?)

     もしくは明るい解釈をするならタイムカプセルでしょうか? タイムカプセルのようなものであれば、「さわがしや」が子どもたちがはしゃいでいる様子に思えて微笑ましいです!

    作者からの返信

    葛様、コメントありがとうございます!
    あと拙作に⭐︎評価までいただけて光栄です!

    「あれ」、気になりますよね。
    すごくホラー的な妄想を膨らませて書いたので、色々と想像してもらえればいいなと思いましたが、タイムカプセルは笑ってしまいました(笑
    たしかに、タイムカプセルだったら子供たちが騒がしそうですよね。
    一気に微笑ましい短歌になってしまって、ちょっと僕も楽しいです。
    ありがとうございます!

    編集済
  • むかでへの応援コメント

    コメント、失礼します。
    腿の下に百足...ゾッとしました!
    しかも「這い入る」という百足のもぞもぞした動きまで見えてきて、さらに怖さが増します!

    作者からの返信

    葛様、コメントありがとうございます!

    これはですね。

    実話です。

    腿の付け根を夜中に刺されました。
    流水で毒を洗い流した後、明け方までムカデのサーチ&デストロイに追われました。

    とても良い思い出です。

  • ぬまへの応援コメント

    コメント、失礼します。
    無季俳句(季語のない俳句)なのかなと思います。恋に破れるタイミングは四季のいつでも有り得るので、季語がないことは面白いと思います。

    失恋したけどまだ好きな気持ちは消えない、という意味で、「沼の底」はそのことの比喩なのかなと取りました。
    「消えぬ思い」の漢字が、恋の「想い」だけではなく複雑な感情を含んでいるようで私は好きでした。

    「沼の底」の解釈がたくさんあるなと思います。
    例えば、①沼に沈んでいくような感覚がするほど落ち込んでいる、②沼に底がないように私の恋心には底がない、③いっそ沼の底に沈んでしまいたいくらい辛い...など、もっともっとたくさんの捉え方ができるのだと思います。

    もし「沼の底」の解釈を特定させたい場合は、今は「消えぬ思い」と「沼の底」を「と」で結んでいて並立しているので、「の」など修飾語を使った表現もありかもしれません。

    作者からの返信

    葛様、コメントありがとうございます!

    いやぁ、そうなんですよよよ。
    こここれはですね、無気肺…ムキハイ、無季俳句なんですね。
    そそそこにききづいてくださってあありがとうございます(作るのに必死で季語忘れてたことは、これでうまいこと隠しおおせたな)。

    「思い」についての解釈は、葛様の仰るとおりです。
    「想い」意外のネガティブな感情も含めてなので「思い」にしてはみたんですが、これもですねぇ。
    本当に使っていいのかどうかが凄い迷うんですよね。
    で、結局、どうせアマチュアだし、という思いで投稿してはみたんですが、そこを好意的に解釈していただけたのは嬉しかったです。ありがとうございます。

    「沼の底」については、なるほどと思いました。
    ①と③は作ってて意識した感情ではありますが、②には思い至ってはいませんでしたので。
    底がないほどの、溢れんばかりの恋心、だからこそ苦しい、という捉え方には勉強させていただいた思いです。
    その意味で、最後に書いていただいている
    「消えぬ思いの沼の底」も、確かにアリだなと思いました。

    ありがとうございます。

    編集済
  • にんぎょうへの応援コメント

    コメント、失礼します。
    最初は、笑い声がどこからともなく響いている中に人形を発見した、というホラーな光景で考えていました。
    もしかしたら「我」がいじめっ子たちに馬鹿にされて笑われている時ふと人形が見ていることに気づいた、という光景でも捉えられるなと思いました。
    面白かったです!

    作者からの返信

    葛様、コメントありがとうございます!

    あぁ、色々な想像を掻き立てられているようで良かったです。
    この、想像の景色がすごい広がっていくのって、俳句とか短歌の醍醐味なんでしょうね。
    この俳句も、浮かんでいる景色を五七五にまとめようと悪戦苦闘しましたが、その景色は一つではありませんでした。
    その意味でも、こうして色々な光景が思い浮かびますというコメントは本当に嬉しいです。
    ありがとうございます。

  • つきへの応援コメント

    コメント、失礼します。
    「朧月」の季語で「黒きもの」という曖昧さが際立っています。
    月の明かりがぼんやりしているから黒い何かの正体がわからない、そんな夜道を歩いている人物が浮かんできて情景の怖さが素敵でした。

    作者からの返信

    葛様、コメントありがとうございます!

    いやぁ、そのように言っていただけると本当にうれしいです。
    「黒きもの」って書いていいのかどうかも分からなかったんですよ。
    「黒いもの」って書くのが、もしかしたら作法として正しいんじゃないか。
    でも、「黒きもの」って書いたほうが俳句っぽいしなぁ、という葛藤というか無知の足掻きといいますか(笑

    結果として、ぽい方を選んだという次第なんです。
    なんかそこのところを褒めていただけたようでうれしいです、まじで(笑

    ありがとうございます。
    これからもよろしくお願いします。