異界への行き方がシュールですが、中身はしっかりとした和のファンタジーです。そのギャップも面白いです。
珍しい場所で珍しい相談事をする親子に“ふふっ”と、つい笑いが漏れてしまいますね。でも、相談事はかなり深刻というギャップに味があって、良く作品の独自性が出ていて面白いです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(305文字)
現代日本を舞台にしながらも和テイストを打ちだしたファンタジー小説。学校の友人たちとの現世界と魔物の棲む異界とを行き来しながら、主人公の運命を切り開いていく姿に胸が躍ります。
心霊ホラーなのかなと思って読み始めたんですが、現代ファンタジーベースで書かれた物語。おそらく平安あたりの過去ともリンクしている。平安は暗い気配が残っている時代なので、和風ファンタジーには合います…続きを読む
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