いつまでも絶えることなく親子でいよう

受験勉強をしている娘・愛海。それにうざったく絡む父親の岳仁。一見凸凹なこの親子には、とある事情が……。
たったワンシーンで、二人の関係と、親子としての絆を感じます。一見、とてもうざい岳仁にも……という場面で、じーんとしました。
言葉にして示しているような愛だけでなく、見えていないところの愛も、伝わっているから、この二人はきっと大丈夫。そんな、力強い肯定感に満ちた一作でした。

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