後悔も反省も、もう遅い

「私」の近所に住む、全ての指に高そうな指輪をしている通称・宝石おばさん。ひょんなことから、「私」は宝石おばさんの家に入ってしまい……。
「私」の一人称視点によるホラー作品です。その目線を通して、恐ろしい景色も、恐怖した心情も臨場感と共に伝わります。
特筆すべきは、宝石おばさんの不気味さです。素晴らしいキャラクター造形だと思いました。