アンドロイド異世界転生記録

2XXX年。とある国が自己学習・進化AI搭載の戦闘用アンドロイドを開発した。このアンドロイドは凡ゆる状況に応じて学習しながら、自身の機能を最適化しその場に適した機能を自ら追加するという、改良の必要が無くなった革命的な開発となった。

さらに命令をより正確に人間的に判断させる為に人間との日常会話と感情を1億パターン以上を記録し、一つの命令に含まれた不必要な言葉を排除できるように作られた。

これは世界的に核より脅威的で最大の抑止力と言われたが、不慮の事故により製造所が爆発。世紀の開発は虚空の無へと消えていった。

そして奇跡的に再起動したアンドロイドは完全なる未知の次元『異世界』で目を覚まし、記録を開始した。